広島、広瀬引き留めへ3年2億7000万円提示

[ 2011年11月5日 06:00 ]

1回目のFA交渉を終え、報道陣に心境を語る広島・広瀬

 国内FA権を取得した広島の広瀬純外野手(32)が4日、広島市内の球団事務所で1回目の残留交渉に臨んだ。

 球団は出来高を含む3年総額2億7000万円の条件を提示。鈴木清明球団本部長は「複数年ありきではないが、必要な戦力であることは伝えた」と話した。今季は右大腿二頭筋損傷の影響で73試合、打率・271にとどまったが、昨季は打率・309でゴールデングラブ賞に輝いた俊足巧打は他球団の注目も高い。広瀬は「すぐには考えがまとまらない」と明言を避け、「納得できるよう時間をかけて考えたい」と意向を明かした。

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2011年11月5日のニュース