チェン 苦手のCSで黒星「あの一発で決まった」

[ 2011年11月3日 22:46 ]

ヤクルト戦に先発した中日・チェン
Photo By スポニチ

セCSファイナルS第2戦 中日1―3ヤクルト

(11月3日 ナゴヤD)
 1球の失投が命取りとなった。0―0の8回2死走者なし、中日のチェンが2ボール2ストライクから投じたフォークボールが落ちきらない。代打飯原の打球が左翼席ぎりぎりに飛び込み、左翼の和田がへたり込んだ。悔やみきれない一球。左腕は「あの一発で決まった感じがあった。もう少し低めに決まれば」と話した。8回4安打1失点は、レギュラーシーズンであれば十分といえる内容だろう。だが舞台は短期決戦のクライマックスシリーズ。先発投手には酷だが、何より白星が求められる。

 この黒星でチェンのクライマックスシリーズの通算成績は1勝4敗となった。「シーズンと少し違う感じもあった」と言う。

続きを表示

2011年11月3日のニュース