オレ竜、日本シリーズまであと2勝!吉見好投、森野は2打点!

[ 2011年11月2日 21:07 ]

1回中日1死二塁、森野が右中間に先制二塁打を放つ。投手増渕

 セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第1戦は2日、ナゴヤドームで行われ、リーグ優勝の中日が2―1でヤクルトを下し、1位アドバンテージの1勝を含め2勝として日本シリーズ進出にあと2勝とした。序盤のリードを自慢の継投で守り抜いた。

 レギュラーシーズンでは中日が最大10ゲーム差を逆転して優勝。離脱者が相次ぎ、リーグ制覇を逃したヤクルトは3位巨人とのファーストステージを2勝1敗で制し、ナゴヤに乗り込んできた。先発は中日が吉見、ヤクルトは増渕。

 ヤクルトは1番に青木を戻し、3番に福地を入れる打線組んだが、初回は吉見は3者凡退と上々の立ち上がり。その裏、中日は1死から井端が左翼線二塁打、続く森野が右中間へ適時二塁打を放ち、1点を先制した。

 ヤクルトは2回、先頭の畠山が右前打で出塁したものの、宮本が遊ゴロ併殺に倒れ、無得点。その裏、中日は2死三塁としたが、無得点。

 3回、ヤクルトは1死一、三塁のチャンスをつくったが、田中が三振、福地も投ゴロに倒れ、無得点。ここでも吉見が踏ん張った。その裏、中日は1死二塁から森野の中前適時打で1点を追加。ヤクルトは増渕をあきらめ、2番手でバーネットがマウンドに上がった。

 中日の先発・吉見は5回まで3安打無失点と好投。ヤクルトは6回に1死一、二塁の好機に畠山が左飛、宮本が右飛に倒れ、無得点。

 ヤクルトは8回1死から青木が右越え二塁打で出塁。ここで中日は吉見に代えて浅尾をマウンドに送ったが、ヤクルトは代打・藤本が左前打を放って一、三塁とし、福地の遊ゴロ併殺崩れの間に三走・青木が生還して1点を返した。

 ヤクルトは9回に2四球で2死一、二塁としたが、中日は守護神の岩瀬がホワイトセルを三ゴロに打ち取り、リードを守り切った。

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