ハンターも…イチロー以外の常連も漏れる

[ 2011年11月2日 16:53 ]

 10年連続で途切れたイチローだけではない。2004年から昨年までの7年間で5度選ばれているジーターも、05年以降で4度選出のテシェイラ(ともにヤンキース)も漏れた。外野手では、01年から9年連続受賞と常連だったハンター(エンゼルス)が2年連続で逃した。

 今年のゴールドグラブ賞を見渡すと、世代交代の波を感じずにはいられない。

 ア・リーグの外野手3人はいずれも20代後半で、メジャー5、6年目。脂の乗り切った世代といえる。35歳以上は、3度目の選出となった36歳のポランコ(フィリーズ)だけだ。

 “投票者”が抱くイメージは大事な要素だろう。ベテランの場合、少しでもふらついたり、ばたついたりしたら「衰えたのでは」という印象を持たれかねない。そんな先入観を覆さないと、賞に近づけないのかもしれない。37歳のジーターも、38歳になったばかりのイチローも。(共同)

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2011年11月2日のニュース