畠山 背水の陣 「期待に応えなきゃいけない」

[ 2011年11月2日 11:25 ]

名古屋への移動前に、神宮室内練習場でマシン相手に打ち込む畠山
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セ・リーグCSファイナルステージ ヤクルト―中日

(ナゴヤD)
 セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(6試合制)は2日、ナゴヤドームで開幕する。リーグ優勝の中日に挑む同2位のヤクルトは、小川淳司監督(54)が不振の4番・畠山和洋内野手(29)をキーマンに指名しながらも、第1戦の結果次第ではレギュラー剥奪も示唆。巨人を倒したファーストS同様に主力、控えも関係ない総力戦で10年ぶりの日本シリーズ出場を狙う。
【CS日程】

 指揮官は「きのう(第3戦)も(外すことを)考えた。悩みました」と明かす。2軍監督時代からの師弟関係で、誰よりも状態は見て取れる。「かなりへばっている。ただきのうは思い切って振る意識は出ていた。変わるかもしれない」。復調の兆しも感じており、きょう2日は4番を託す。だが、それ以降のレギュラーは確約しなかった。

 出発前に休日返上で打ち込んだ畠山は「ここまで小川監督に使ってもらい、頑張ってこられた。恩返しじゃないが、期待に応えなきゃいけない」と奮い立った。背水の陣の4番のバットに、落合竜へのリベンジは託された。

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2011年11月2日のニュース