ブランコ「万全」宣言!月間MVP弾みに4連破再現だ

[ 2011年11月2日 06:00 ]

力強いスイングで打撃練習のブランコ

セ・リーグCSファイナルステージ 中日―ヤクルト

(ナゴヤD)
 その男、絶好調につき――。ファイナルSを翌日に控え、練習を終えた中日・ブランコは自信満々だった。来日3年目にして初の月間MVP受賞。「しっかり休むこともできたし、宮崎(フェニックスリーグ)でも調整してきた。万全だと思う」。そして「CSでもMVPが獲れるような活躍をしたいね」と宣言した。

 右手中指の負傷で6月4日から約3カ月離脱したが、10月は打率・340、リーグトップの6本塁打に12打点。特に目覚ましい活躍を見せたのが、同10日からのヤクルトとの首位攻防4連戦(ナゴヤドーム)だ。第2戦では初回に先制2ラン。続く第3戦は0―0の6回に中越え先制二塁打、第4戦でも初回に左中間へ先制二塁打を放ち、その全てが決勝打となった。まさに「Vの使者」となった活躍が評価され、初の栄誉を手にした。

 「打点を挙げるチャンスでうまく打てて、優勝に貢献できたと思うよ。それが自分の仕事だから」。2日からの決戦の舞台も同じ名古屋。今季限りで退団する落合監督は例年通り前日会見は行わなかったが、ツバメ軍団を迎え撃つ準備はきっちりと整っている。

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