和田 ダル教訓に全力投!「先がない気持ちでやる」

[ 2011年11月2日 06:00 ]

初戦に「しろ」星をとるとダッシュをする和田

パ・リーグCSファイナルステージ ソフトバンク―西武

(ヤフーD)
 3日に開幕する西武とのCSファイナルS(ヤフードーム)に向け、同球場での投手練習を終えたソフトバンク・和田は、逃げ場のない覚悟を口にした。「1戦目に勝たないことには、先がない気持ちでやる。高山さんにもそう、言われている」。

 第6戦へ持ち込まれた場合、中4日でマウンドに上がることが予想されるが、第1戦での球数制限はなし。余力を残すことは考えていない。高山投手コーチは1戦目の先発を和田が務めると明言した上で、「勝てる要素があれば続投させる。一人で投げてくれることを期待します」。パ・リーグのCSファーストS第1戦。日本ハム・ダルビッシュは西武相手に7回1失点と好投しながら、球数が101球となったことで降板。中4日でファイナルS初戦の先発が予定されていたため、首脳陣が早期交代を判断した。第1戦の「早仕掛け」が裏目に出て、日本ハムはファーストSで敗退した。

 「2位と17.5ゲーム離れている。チームとして戦えば必ずいい結果になる」と和田。チームは3年連続4度目の出場となるCSだけでなく、04~06年のプレーオフも全て敗退。第1戦先発の和田の左腕で、短期決戦での苦手意識を払しょくする。

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2011年11月2日のニュース