ヤクルト 初のファイナルステージ進出!巨人 ミスが響く

[ 2011年10月31日 21:15 ]

3回ヤクルト無死、相川が左越えに先制ソロを放つ。捕手阿部、三塁手古城

 プロ野球セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージは31日、神宮球場で第3戦を行い、ヤクルトが巨人に3―1で勝ち、2勝1敗としてファイナルステージに進んだ。

 1勝1敗で迎えたセ・リーグクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第3戦は31日、神宮球場で行われ、ヤクルトは赤川、5年連続での出場を目指す巨人はゴンザレスが先発した。

 3回、ヤクルトは先頭の相川がスライダーを左翼に放り込み先制。このファーストシリース3戦目で初めてヤクルトが先手を取った。さらに、青木の右安打などで2死二塁にするが、ホワイトセルは三振。

 4回、巨人は2死から2四球を選ぶも、小笠原は三塁ゴロで好機を広げられなかった。5回も巨人は1死から古城がレフトへの二塁打、続くゴンザレスも左前打を放ち、1死一、三塁とした。だが坂本はニ飛。寺内は空振りの三振に終わった。6回も先頭の長野が右前打で出るが返せない。

 7回には古城が左前打とゴンザレスの犠打でニ進したところで、ヤクルトは赤川に代え押本をマウンドへ。坂本は空振り三振に終わる。赤川は再三、得点圏に走者を背負いながらも7回途中まで無失点の好投だった。

 7回、ヤクルトは1死から宮本が3回以来の安打となる内野安打で出塁。バレンティンは遊ゴロで二塁封殺も、二塁・寺内が一塁に悪送球で、バレンティンはニ進。ここで巨人はゴンザレスに代わって山口が登板。ヤクルトも代走に上田を送った。続く森岡は左前適時打、俊足の上田はホームへ滑り込み、貴重な追加点をもぎ取った。

 8回、ヤクルトはこの回から登板の3番手・村中が3人でピシャリ。その裏、1死から青木がレフトへの二塁打で出塁。続く田中浩は中前打、長野が後逸するも、何とか本塁でアウトに。だが、なお2死二塁で福地が右前適時打を放ち、3点目を上げた。巨人は山口に代え越智をマウンドへ。

 9回、巨人は先頭のラミレスが三振。続く小笠原は右翼へソロ本塁打を放ち、2点差とした。だが、谷はニゴロ、代打・高橋由は空振り三振で万事休した。

 ヤクルトは、初のファイナルステージ進出。11月2日から、ナゴヤドームで中日と対戦する。

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