「4位以下なら社会人」から軟化?早大・土生 広島入りへ話し合いする

[ 2011年10月31日 07:08 ]

<慶大・早大>8回1死満塁、市丸の右犠飛で生還する三走・土生

東京六大学野球最終週最終日 早大4―2慶大

(10月30日 神宮)
 広島からドラフト4位指名を受けた、早大・土生(はぶ)翔平主将(4年)は試合後、プロ入りへ向け内定しているトヨタ自動車と話し合う意向を示した。

 連覇を狙った春は屈辱の5位に沈んだとあって土生主将は「2位は意識していました。5位から4位では何も変わらないけど、2位なら少しは早大が変わったと思ってもらえる」と満足そうに話した。

 今春は極度の打撃不振に陥り打率・188と低迷。今季も打率・214と苦しんだ。「この1年間は個人的には人生で一番きつかった。それぐらい打てなかった」と振り返る。それでも「打てないときに自分がどうなるか分かった。マイナスに考えるのではなく、プラスに考えるようにしないと」と前を向いた。

 ドラフト4位以下ならトヨタ自動車入りの方針だったが「まだ何も言えないですけど、これから社会人の方と話をします」とプロ入りへ軟化する可能性も示唆した。

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2011年10月31日のニュース