「一試合一試合が思い出」真弓監督、表情はすっきり

[ 2011年10月25日 18:04 ]

 真弓監督は3年間をすっきりとした表情で振り返った。

 ―今の心境は。

 「みんなに喜んでもらえることが少なくて、申し訳なく思っている。ファンの方に納得してもらえなかったら辞任するしかないと、就任の時から思っていた」

 ―思い出の試合は。

 「一試合一試合が思い出に残る。きのう(24日)の試合では、最後にファンの方にありがとうと言ってもらえた」

 ―日本一に届かなかった理由は。

 「監督の力がなかったことが一番だと思う」

 ―若手が伸びてきた。

 「試合に出るだけでは伸びたとは言えない。若い選手が試合に出て、優勝争いに残って初めて伸びてきたと言えると思う」

 ―世代交代がテーマ。

 「無理やり世代交代させようと思ったことはない。ベテランの力が落ちてきた時に(若手が)入るんじゃなくて、力のある時にポジションを取っていかないとチーム力は伸びない」

 ―阪神への期待は。

 「毎年優勝争いのできる、土台のしっかりしたチームになってほしい」

 ―次期監督への助言。

 「(正式に)なってから、ちゃんと言うと思う」

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2011年10月25日のニュース