マートン　長野に３厘差　首位打者には最低３安打必要

＜広・神＞７回、中前打で出塁後、次打者・大和の左飛で慌てて一塁へ帰塁するマートン

セ・リーグ 阪神０－１広島

（10月23日 マツダ）
　阪神・マートンが初の首位打者へ望みをつないだ。４打数２安打で打率を１厘上げて・３１３。打率・３１６でシーズンを終えたトップの巨人・長野に３厘差と迫った。

　２回の第１打席で左中間二塁打を放つと、７回は中前打。９回の第４打席では、１ボール１ストライクから際どいコースの外角球をストライクとコールされ、球審に抗議する場面も。結局は見逃し三振に倒れたが「最後はいい球だった」と相手を称えた。

　今季最終戦となる２４日の広島戦（マツダ）で長野を逆転するには、最低３安打が必要となる。「持てるもの全てを出し切るしかない。あとは神様が答えを知っている」とマートン。打席数を増やすため、１番で起用する考えはあるかと問われた真弓監督は「ゆっくり考えます」と打順変更も示唆した。

　▼阪神・清原（４年目でプロ初登板初先発。５回を５安打１失点）思ったよりも緊張することなく、ある程度自分の投球をすることができた。