被災の年5位で終了…星野監督「申し訳ないという思い」

[ 2011年10月19日 21:28 ]

今季最終戦後のセレモニーであいさつを終え、帽子をとる楽天・星野監督

パ・リーグ 楽天5―2ロッテ

(10月19日 Kスタ宮城)
 最終戦こそ勝利で飾ったものの、楽天は観衆に約束したはずの「底力」を見せることなくシーズンを終えた。東日本大震災で本拠地の仙台市が被災した年は、借金5の5位。星野監督は「申し訳ないという思いだね」と率直に口にした。

 昨季は最下位。星野新監督を迎えて立て直しを図り、クライマックスシリーズ(CS)争いには加わった。だが勝負どころの9月に8勝14敗1分けと失速。貧打が投手陣に負担をかけ、悪循環に陥った。

 試合後のセレモニー。星野監督が「来年は期待に必ず応える」と力強く口にすると、客席からは温かい歓声が湧き起こった。

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2011年10月19日のニュース