CSへ“タツのカーテン” 坂本を1時間15分指導

[ 2011年10月19日 06:00 ]

坂本をマンツーマンで指導した原監督

 巨人・坂本が、ジャイアンツ球場の室内練習場で原監督から密室での打撃特訓を受けた。報道陣をシャットアウトして1時間15分。10日後の29日に開幕するCSファーストSを見据えた特訓だった。

 今季ここまで打率・264と本来の力を出し切れていない坂本は「いつも基本的には下半身(スイングの)軸のチェックです。上半身のことも話しました」と説明。さらに「監督が経験したことも含めていろいろ教えていただいた」と打席での心理面のアドバイスも受けたと明かした。

 昨年もCSファーストS直前に坂本、長野、脇谷を密室指導している原監督は「少し彼も気がついたことがあったと思います」と手応えを口にした。5連勝中のチームはこの日3位でのCS進出が決定。坂本は「身につけていい方向に持って行きたい。生かすかどうかは僕、次第」と短期決戦に向け、気合を入れた。

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2011年10月19日のニュース