阪神、リーグV完全消滅 12日敗戦なら自力CSも

[ 2011年10月11日 22:20 ]

9回巨人1死二塁、藤村にサヨナラ二塁打を打たれた阪神・藤川

セ・リーグ 阪神3―4巨人

(10月11日 東京D)
 チームの勝ち頭と守護神に試合を託した。しかし結果はサヨナラ負け。数字上、かすかに残っていた阪神のリーグ優勝の可能性が完全に消えた。

 3―3の9回。真弓監督は8回まで9安打3失点のメッセンジャーを続投させた。だが先頭の谷に、前の回から4者連続安打となる中前打を打たれると、代打の鶴岡には犠打を決められて1死二塁。ここで、4連投の藤川をマウンドに送る。

 その4球目。甘く入った球を藤村に捉えられ、左中間へのサヨナラ二塁打を許した。手痛い敗戦で3位巨人とのゲーム差は再び3に広がった。12日の直接対決で敗れると、自力でのクライマックスシリーズ進出の可能性も消える。真弓監督は「とにかく一戦一戦やっていくしかない。今までと一緒」と淡々と話した。

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2011年10月11日のニュース