球児また打たれた!藤村の千金打で巨人がサヨナラ勝ち

[ 2011年10月11日 20:49 ]

9回、サヨナラ二塁打を放ち、ベンチに向かいガッツポーズする巨人・藤村

 プロ野球、巨人―阪神23回戦は11日、東京ドームで行われ、3位の巨人が4―3でサヨナラ勝ち。4位阪神とのゲーム差を再び3とした。3―3で迎えた9回1死二塁から藤村が藤川から左中間へ適時二塁打を放った。

 クライマックスシリーズ(CS)に進出するためには、ともに負けられない3位と4位の直接対決。先発は巨人が東野、阪神はメッセンジャー。初回はともに先頭打者が出塁したが、両チームとも無得点に終わった。

 2回、阪神は2死二塁の先制機に藤井彰がニゴロに倒れ、無得点。その裏、巨人は先頭の阿部が右翼超えに19号ソロを放ち、1点を先制した。

 直後の3回、阪神は2死から3連続四球で満塁とし、ブラゼルの右前2点適時打で逆転。その後は両チーム無得点が続いたが、巨人は5回1死二、三塁から藤村の中犠飛で同点に追い付いた。

 直後の6回、阪神は2死から新井貴が左越えに16号ソロを放ち、再び勝ち越したが、その裏、巨人は1死一、三塁から阿部の右前適時打で同点に追いついた。

 巨人は8回2死から一、二塁からラミレスが左前打。二走・長野が一気に本塁を狙ったが、タッチアウト。勝ち越しはならず。

 3―3で迎えた9回、巨人は先頭の谷が中前打で出塁、代打・鶴岡の投前犠打で1死二塁とした。この場面で阪神は守護神・藤川をマウンドへ送ったが、藤村が2ボール1ストライクからの4球目を左中間へ運んだ。

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