山井3勝目 竜投リーグ最多17度目零封勝利

[ 2011年10月11日 06:00 ]

<中・ヤ>7回無失点で3勝目を挙げた山井は6回に畠山を三振に仕留め雄叫び

セ・リーグ 中日3-0ヤクルト

(10月10日 ナゴヤD)
 中日先発の山井は7安打されながらも要所を締め、7回無失点。

 6回2死三塁では、畠山を145キロの内角速球で空振り三振に打ち取った。チームをリーグ最多の17度目完封勝利に導き、3勝目を挙げた右腕は「きょうは気持ちが入りました。不安はあったけど、絶対勝つという強い気持ちで投げました」。5回にはバットでも3点目に結びつく二塁打を放つなど、初戦の重圧を全く感じさせない活躍を見せた。

 ▽07年日本シリーズ第5戦VTR 中日が日本ハムに3勝1敗とし、王手をかけ迎えた11月1日の第5戦(ナゴヤドーム)。中日が2回、平田がダルビッシュから犠飛を放ち1点を先制。その後試合は両軍ともにゼロ行進で進んだ。先発の山井は8回まで1人の走者も許さないパーフェクト投球。完全試合が目前に迫った9回に落合監督は守護神・岩瀬にスイッチし、3者凡退で53年ぶりの日本一に輝いた。継投も含めれば日本シリーズでの無安打無失点試合は史上初。山井は4回途中で右手中指のマメをつぶし、右肩痛で登板間隔も3週間以上あいていた。

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2011年10月11日のニュース