マートンまずは球団最多タイ28試合連続安打

[ 2011年10月10日 06:00 ]

<横・神>4回、中前適時打を放つマートン

セ・リーグ 阪神2-1横浜

(10月9日 横浜)
 阪神・マートンが1―1の4回2死三塁から中前へ勝ち越し打。28試合連続安打として桧山の持つ球団記録に並ぶとともに、プロ野球記録、高橋慶彦(広島)の33試合連続も視界に捉えた。

 「どの打席も好結果を残したいと思っている。個人個人が好結果を残していくことが大事」と振り返った助っ人は6回にも中越え二塁打で2安打の活躍。絶好調のバットで連敗を阻止した。10日からは3位巨人と3連戦。自身が応援する大リーグ、ブレーブスは大逆転でプレーオフ進出を逃しただけに「大逆転はファンとしても何度も見てきた。野球では何でも起こり得る」とマートン。逆転3位へさらに安打を連ねるつもりだ。

 ≪01年桧山に並んだ≫マートン(神)が9月4日横浜戦から28試合連続安打。連続試合安打のプロ野球記録は79年高橋慶(広)の33試合だが、阪神では01年桧山と並ぶ球団タイ記録だ。桧山の場合、最終打席で安打を放ってつないだのが4試合あったが、マートンは1試合だけと危なげなく記録を伸ばしている。打率も・318でセの1位をキープ。過去に28試合以上の連続安打をマークしたシーズンに首位打者を獲得した例はなく、マートンが手にすれば初めてになる。

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2011年10月10日のニュース