増井“弱気”の150キロ直球で痛打浴びる

[ 2011年10月10日 06:00 ]

パ・リーグ 日本ハム2―6西武

(10月9日 札幌D)
 日本ハムはセットアッパー増井が「おかわり」を警戒しすぎて痛打を浴びた。

 同点の8回1死一、二塁で、中村に6球目の150キロ直球を決勝の中越え二塁打。4回に先発・中村がフォークを左翼席に運ばれた残像が残っており、勝負球を選択できなかった。「弱気になっていた。もっと速い球を投げようと力んだ球がシュート回転した」。うなだれる増井に、吉井投手コーチは「フォークがダメだと捕手(鶴岡)も思っていたと思う。そこが勝負の微妙な場面」とかばっていた。

 ▼日本ハム・中村(今季初登板初先発で5回3安打1失点)打者が直球に差し込まれている感じだったので、自信を持って投げられた。

 ▼日本ハム・中田(8回1死満塁で牧田に見逃し三振)チャンスで手を出しそうなコースにうまく投げられた。きょうの試合は俺も勝(中村)も勉強になった。

続きを表示

2011年10月10日のニュース