エース涌井7回5失点 渡辺監督「今の彼の実力」

[ 2011年10月5日 06:00 ]

<西・オ>大量失点に厳しい表情の涌井(右)

パ・リーグ 西武3-5オリックス

(10月4日 西武D)
 西武・涌井が7回5失点と試合をつくれず、チームは4連敗。3位・オリックスとの差は5ゲームに広がった。

 渡辺監督は「涌井は結果が全て。今の彼の実力。粘りきるのがエース」と、ふがいない投球に苦言を呈した。先発ローテーションの一角である岸と石井一がブルペン待機する総力戦だったが、序盤の大量失点で出番はなし。自己ワーストの12敗目を喫した涌井は「監督が言った通り、結果が全てです」。残り11試合。自力でのCS進出の可能性も再び消滅したが、渡辺監督は「可能性が0%になるまでは最後まで諦めちゃいけない。あす、あさってを獲れればチャンスは出てくる」と必死に前を向いた。

 ▼西武・土井ヘッド兼打撃コーチ(5安打の打線に)粘ったんだけどね。あと2つ獲れれば勝負になる。2勝1敗を狙います。

続きを表示

2011年10月5日のニュース