レンジャーズ逆転勝ちで王手 上原は登板機会なし

[ 2011年10月4日 10:42 ]

レイズ戦の7回、左中間に逆転2ランを放つレンジャーズのナポリ

 米大リーグは3日、セントピーターズバーグなどでプレーオフの地区シリーズ(5回戦制)第3戦のア・リーグ2試合を行い、上原のレンジャーズ(西地区)がレイズ(ワイルドカード=最高勝率2位球団)に4―3で勝ち、対戦成績を2勝1敗としてリーグ優勝決定シリーズにあと1勝とした。上原は登板機会がなかった。

 レンジャーズは7回にナポリの2点本塁打などで4点を奪って逆転し、元広島のルイスが6回1失点で勝ち投手になった。

 2連勝している斎藤のブルワーズ(中地区)を含め、ナ・リーグは試合がなかった。

 ▼上原の話 (8回にブルペンで投球練習)つくっておいてくれというだけですね。投げろと言われれば投げる。常に準備はしている。(ルイスの投球についての感想を求められても)そんな余裕ないです。

 ▼レンジャーズ・ワシントン監督の話 ルイスは普段通りに投げた。プライスとよく投げ合った。(ルイスが4回に浴びた)本塁打は打者を褒めるべきだ。両方のチームに勝機があった。リードして試合を締めくくれて良かった。

 ▼レイズ・マドン監督の話 プライスはよく投げた。勝機をつくってくれたが、きょうはルイスに分があった。本塁打の1安打しか打てなかったからね。いい試合はしているが、好機をものにできなかった。あしたからは総力戦だ。(共同)

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