4カ月ぶりの喜び 松坂「最初はどう投げたらいいか分からなかった」

[ 2011年10月4日 10:22 ]

右肘の手術後初となるキャッチボールを終え、笑顔で記者会見に応じるレッドソックス・松坂

 レッドソックスの松坂は3日、手術後初のキャッチボールを終え、うれしそうな表情を見せた。

 ―4カ月ぶりのキャッチボールだが。

 「最初の1球は、どう投げたらいいのか、どこでボールを離したらいいのか、感覚的に分からなかった。1球投げたら大丈夫になった。当然、肩は軽いなと思った。野球を始めてこれだけ間が空いたことはなかったので、この日が待ち遠しかった」

 ―肘の状態は。

 「久しぶりにボールを投げたけど、肘は全く痛くなかった。安心したし、うれしかった」

 ―思ったより勢いのある球だった。

 「もう少し投げられそうだし、もっと投げたいという気持ちは当然あった。これからしばらくは、気持ちを抑え、強度を抑えながらボールを投げていく。それが一番のストレスになるかもしれない。投げられることを満足できるには、まだまだ時間がかかると思う」

 ―今後は。

 「2日に1回のペースでボールを投げていく。あとは体の状態を確認しながらになると思う」(共同)

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