イチロー「余力を残そうとしているわけではない それがあったら問題」

[ 2011年9月26日 09:39 ]

レンジャーズ戦の3回、遊撃内野安打を放つマリナーズのイチロー

 マリナーズのイチローは25日、アーリントンでのレンジャーズ戦に「1番・右翼」で出場し、5打数2安打だった。内容は二ゴロ、遊撃内野安打、二ゴロ、二ゴロ、中前打で、打率は2割7分3厘。200安打到達には残り3試合で18本打たなければならなくなった。マリナーズは5―12で敗れた。

 今季最後の遠征を終えたイチローは、少しほっとした雰囲気を漂わせていた。「しんどいですね。最後にしては暑かったしね」。プレーボール時の気温は30度近く。直前のミネアポリスでは強風と低温の悪条件だった。

 この日は2安打を放ち、今季の安打数を182としたが、200安打には1試合平均6安打のペースが必要で、1試合の最多安打が日米ともに5本のイチローにとって記録達成は絶望的だ。

 ただ、イチローは「毎日振り絞っている。今日だって振り絞っているし、別に余力を残そうとしているわけではない。それがあったとしたら問題です」と最後まで全力で戦うことを誓った。(共同)

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2011年9月26日のニュース