早大「泥くさく」逆転サヨナラで６カードぶり勝ち点

＜早大・立大＞９回２死満塁、早大・佐々木の二ゴロを岡崎がエラーする間に、二走・大野大がサヨナラのホームイン

東京六大学野球秋季リーグ戦第３週第２日 早大３―２立大

（9月25日 神宮）
　２回戦２試合が行われ、第１試合は早大が９回に敵失で逆転サヨナラ勝ちし、立大に連勝。今季初の勝ち点を挙げた。第２試合は法大が岩沢寿和外野手（３年）のリーグ戦初本塁打などで慶大を下し、１勝１敗のタイに戻した。

　早大は１―２の９回２死満塁から佐々木の二塁への打球が敵失を誘い、２者が生還。逆転サヨナラ勝ちで今春の東大戦以来、６カードぶりに勝ち点を挙げた。佐々木は「最後まで負ける気はしませんでした。打った瞬間は“やばい、二塁ゴロだ”と思いましたけど」と苦笑い。岡村猛監督は「諦めないでやってくれた。魂を込めて泥くさくという早大らしい野球が少しずつ形として出てきた」と今春２位の立大から勝ち点を奪った選手をねぎらった。

　▼立大・岡崎（９回に痛恨のサヨナラ失策）前に出ようか、どうしようか迷ってしまった。落とした打球を冷静に手で取ればよかったと後悔しています。