地区Ｖから一夜…斎藤きっちり三者斬り

マーリンズ戦の６回に登板し、三者凡退に抑えた後、ベンチで試合を見守るブルワーズ・斎藤

ナ・リーグ ブルワーズ６―４マーリンズ

（9月24日 ミルウォーキー）
　ブルワーズの斎藤隆投手は２４日、ミルウォーキーで行われたマーリンズ戦で３―４の６回に２番手で登板し、１回を無安打無失点、１三振だった。勝敗は付かず、チームは６―４で勝った。

　斎藤は１点を追う６回に登板し、三者凡退で逆転勝利につながる流れを呼び込んだ。球威のある直球で押し、テンポ良く２死を奪った。続く打者には途中マウンドを外して配球を考えるベテランらしい落ち着きで、最後は空振り三振に仕留めた。

　冷静さが光ったが、斎藤は「ベンチは（故障を）心配したみたい」と苦笑い。地区優勝を決めた翌日だったがチームに気の緩みはなく、終盤に試合をひっくり返した。斎藤は「次の日だからということは全然なかった」と胸を張った。（共同）