前夜一睡もできなかった建山 地区シリーズへアピールの零封

[ 2011年9月25日 10:27 ]

マリナーズ戦の7回に登板し、三者凡退に抑えたレンジャーズ・建山

ア・リーグ レンジャーズ7―3マリナーズ

(9月24日 アーリントン)
 レンジャーズの建山義紀投手は24日、アーリントンでのマリナーズ戦で7―3の7回から3番手で登板し1回を無安打無失点。試合はレンジャーズが7―3で勝った。

 2試合連続で満塁弾を浴びて以来、2週間ぶりの実戦。建山が1回を三者凡退に抑え、「ずっと打たれていたし結果も欲しかったので良かった」と胸をなで下ろした。

 地区優勝後にまた登板のチャンスがもらえると確信し、前夜は一睡もできなかったという。この日の試合前、ワシントン監督が地区シリーズ第1戦の先発投手を明かすなど登録選手の絞り込みは進行中。上原は“当確”とみられ、救援陣は残り2枠を建山ら4投手で争っている状況だ。

 「今日が最後の登板になるかもしれない。悔いのない投球をしよう」という開き直りから生まれた好投。今季の残りはあと4試合。地区シリーズのマウンドを目指し、建山は必死のアピールを続ける。(共同)

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2011年9月25日のニュース