退団決定からVは日本ハムのヒルマン元監督のみ

[ 2011年9月24日 06:00 ]

セ・リーグ 中日6-2ヤクルト

(9月23日 ナゴヤD)
 プロ野球でそのシーズン限りでの退団が決まってからリーグ優勝を果たしたのは、07年日本ハムのヒルマン監督だけ。同監督は同年9月8日、家族の問題を理由として同年限りの退任を表明。その時点で首位ながら2位に1ゲーム差と迫られていたが、そのまま首位を譲らず同29日に優勝を決めた。

 今季中日が優勝すれば2例目、逆転優勝は史上初になる。なお、梨田監督の今季限りでの退任を発表した日本ハムにも可能性は残っている。

 またリーグ戦終盤に2位で退団が決まった監督としては、近年では01年巨人の長嶋監督がいる。退任を表明した9月28日の時点ではわずかに逆転優勝の可能性が残っていたが、そのままヤクルトに優勝を許し2位に終わった。

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2011年9月24日のニュース