和田マイクロバス贈呈 双葉ナイン「乗り心地良かった」

[ 2011年9月24日 06:00 ]

寄贈したバスでKスタ宮城を訪れた双葉の野球部員。バスのフロント部分には和田が書き込んだ「絆」のサイン

パ・リーグ ソフトバンク3-2楽天

(9月23日 Kスタ宮城)
 ソフトバンクの和田が福島市を訪れ、同県高野連に29人乗りのマイクロバスを贈呈した。原発事故の影響で部員不足に陥った県立3校の野球部が結成した「相双福島」が移動などに利用する。

 バスは全国の球場を回り、12球団約80人の選手が左右両側にサイン。市内の高校での寄贈式で、バスの前面に「絆」と書き込んだ和田は「野球が好きな気持ちを持って、諦めず頑張ってほしい」と話した。その後は相双福島の1つ、双葉の野球部員13人がバスに乗り、Kスタ宮城で楽天―ソフトバンク戦を観戦。西山樹主将(2年)は「乗り心地が良かった。秋は負けたけど、夏に勝って恩返ししたい」と話した。

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2011年9月24日のニュース