監督の三女も捕手で奮闘!鐘ケ淵イーグルス全国1勝

[ 2011年9月24日 06:00 ]

1失点完投勝利の渡辺

文部科学大臣杯第2回全日本少年春季軟式野球大会第1日 鐘ケ淵イーグルス4―1広島スターズ

(9月23日 草薙)
 中学生の「甲子園」が、東日本大震災のため約6カ月遅れて「春季大会」として開幕。5会場で1回戦、2回戦の計17試合が行われた。鐘ケ淵イーグルス(東京)は初戦の2回戦で広島スターズ(広島)を4―1で下して全国大会初勝利。創部3年目のオール小田原ベースボールク(神奈川)は、前回大会覇者の鳥栖中(佐賀)に6―5の逆転勝利を収めた。24日は4会場で3回戦8試合、準々決勝4試合が行われる。

 鐘ケ淵イーグルスはうれしい全国大会初勝利だ。広島スターズの先発・竹本に5回まで無安打に抑えられていたが、6回に打線が爆発。敵失と3番・小玉、4番・北の連続中前適時打などで一挙4点。左腕の渡辺は3安打1失点完投と理想的な試合展開を見せた。泉健一監督の三女・由希菜も5番・捕手でフル出場。指揮官は「選手が本当によくやってくれた。バッテリーのことは娘に任せてあります」と目を細めていた。

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2011年9月24日のニュース