松井 元広島右腕に脱帽 「速いスライダーはすごくいい球」

[ 2011年9月23日 08:15 ]

レンジャーズ戦の8回、1死三塁で空振り三振に倒れ、この試合3三振のアスレチックス・松井

 アスレチックスの松井秀喜外野手は22日、オークランドでのレンジャーズ戦に「3番・指名打者」で出場し、4打数無安打だった。内容は空振り三振、空振り三振、左飛、空振り三振で打率は2割5分3厘。試合はアスレチックスが4―3で勝った。

 アスレチックスは本拠地最終戦で首位レンジャーズを相手に逆転勝ちしたが、松井は無安打3三振。苦しんだ今季を象徴するようで「勝ったから良かった」と淡々と言うしかなかった。
 元広島の先発ルイスの変化球に手を焼いた。1回は緩いカーブに、4回は「すごくいい球」と脱帽した内角スライダーに三振した。8回は勝ち越してなお1死三塁で空振り三振。相手バッテリーの術中にはまり、またしても内角スライダーに仕留められた。
 本塁打も打点も9日を最後に出場10試合ない。メジャー9年目は残り6試合となった。

 ▼松井の話 (ルイスは)速いスライダーはすごくいい球だった。(8回に三振したのも)内角寄りの速いスライダーだった。(ホーム最終戦で)勝ったから良かった。(地元ファンの印象は)皆さん熱い。野球をしっかり見ている感じがした。(共同)

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2011年9月23日のニュース