原監督“ライバル”退任に「最後の最後まで戦い抜く」

[ 2011年9月23日 06:00 ]

“ライバル”退任に原監督は複雑な表情を見せる

 巨人・原監督は落合監督の退任に言葉を選びながら、真っ向勝負を誓った。「われわれはペナントレースの最後の最後まで戦い抜く、その1点。落合さんも多分そうだと思います」。一報は東京から移動し、甲子園での練習中に届いた。

 「シーズン中だからコメントはありません」と切り出したが、06年から6シーズンにわたってペナントを争ったライバルだけに言葉はこぼれ出た。

 23日からは阪神3連戦(甲子園)。この日はラミレス、阿部、中継ぎ陣を休養させた。「エネルギーを補充してやってもらおうということ。チャージ(充電)組だよ」と説明したが、一方で高橋由、谷らベテランが志願参加。原監督は「彼らが先頭を切って練習してくれるというのは心強い」と手応えを口にした。2位中日とは残り6試合。10月には2度の3連戦を控える。落合監督との最終決戦まで逆転優勝は諦めない。

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2011年9月23日のニュース