7回降雨コールド…イチロー「やめさせたかったんだろうね」

[ 2011年9月20日 08:54 ]

インディアンス戦の3回、左翼線に適時二塁打を放ち、一塁を回るマリナーズのイチロー

ア・リーグ マリナーズ12―6インディアンス

(9月19日 クリーブランド)
 マリナーズのイチロー外野手は19日、クリーブランドでのインディアンス戦に「1番・右翼」で出場し、5打数2安打1打点だった。内容は右前打、三邪飛、左翼線二塁打(打点1)、見逃し三振、三ゴロで打率は2割7分3厘。試合は7回降雨コールドゲームで、マリナーズが12―6で勝った。

 イチローは1回に低めのカーブを右前打し、3回には外角低めの速球を左翼線へ適時二塁打。試合を続行すれば打席が回る可能性もあったかもしれないだけに、イチローは「(激しく)降ってくるまでやればいいじゃんって思うけど。やめさせたかったんだろうね」と恨めしそうだった。

 1回には右中間フェンス際への飛球を飛び付いて好捕し「ぎりぎりぐらい。ぎりぎりのぎりぎりではないっていう感じ」と上機嫌で振り返ったイチロー。11年連続200安打には残り9試合であと25本と厳しい状況だが、この日はリズムが良かっただけに降雨コールドは残念な結末だった。(共同)

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