尚成 無安打救援で今季4勝目「最近はいい状態」

[ 2011年9月14日 14:51 ]

アスレチックス戦で、1回2/3を無安打無失点と好投、4勝目を挙げたエンゼルス・高橋

 エンゼルスの高橋尚成投手は13日、オークランドでのアスレチックス戦で3―3の5回途中に2番手で登板し、1回2/3を無安打無失点の1三振1四球で4勝目(3敗)を挙げた。試合はエンゼルスが6―3で勝った。

 高橋が火消し役を鮮やかに演じた。7月20日以来となる4勝目を手にした左腕は同僚の冷やかしに笑みをこぼし「一人一人、打ち取ることを心掛けた」と胸を張った。
 
 先発投手が5回に同点とされてなお1死二、三塁のピンチで登板。1人目の左打者を浅い左飛に仕留め、三塁走者の松井をくぎ付けに。敬遠四球の後の2死満塁は一ゴロで切り抜けた。続投した6回は3人で片付けた。
 
 首位レンジャーズを3ゲーム差で追う状況に「勝ち方うんぬんよりも勝つことが大事になる」と力強く言った。

 ▼高橋の話 自分らしい投球ができたと思う。最少得点に抑えることしか考えてなかった。一人一人打ち取ることを心掛けた。最近はいい状態が続いている。維持できればいい。(今後は)勝ち方うんぬんよりも勝つことが大事になる。(共同)

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2011年9月14日のニュース