むやみに振るだけの巨人 横浜育成右腕のボール球に凡打の山

[ 2011年9月14日 07:50 ]

<横・巨>9回無死満塁、藤田の遊ゴロを坂本が本塁へ悪送球し、三走・松本がサヨナラのホームイン(捕手は阿部)

セ・リーグ 巨人1-2横浜 

(9月13日 横浜)
 横浜の国吉は、育成上がりでプロ未勝利の2年目19歳右腕。これまでの登板では制球を乱して失点するケースが目立ったが、巨人打線はそこをつけ込めなかった。

 1メートル95の大型右腕の高めのボール球をむやみに振るだけ。2回、空振り三振の亀井、4回に右飛の長野、左飛の高橋由、5回2死一塁で藤村の二飛はいずれも高めのボール球。「初対戦で球を見定めるのは簡単なことじゃない。彼もいい投球をしていた」とラミレスは話したが、ボール球を強引に打ちにいっては、指揮官が求めるつながりなど生まれるはずもなかった。

続きを表示

この記事のフォト

2011年9月14日のニュース