広島、失速3連敗…9月2勝8敗で借金7に

[ 2011年9月14日 06:00 ]

<広・ヤ>福井は先制点を奪われベンチで汗をぬぐう

セ・リーグ 広島1-4ヤクルト

(9月13日 マツダ)
 なすすべがなかった。赤ヘル打線がヤクルト4投手から奪った得点はバーデンのソロによる1点のみ。3連敗で借金は7にまで膨れ上がった。

 常に後手に回った。0―0の6回2死二、三塁。先発・福井が青木に先制の2点適時打を許すと、流れは確実に相手に傾いた。7回に畠山の2ランで3点差とされると、反撃する力は残っていなかった。9月に入ってからの10試合で2勝8敗。その間の平均得点は2・2点と打線の低迷が際立つ。野村監督は「打者は3三振しても4打席目でヒーローになれる。チャンスで自分の気持ちがどうあるか」とメンタル面での奮起を求めた。

 3位・巨人、4位・阪神がともに敗れ、CS圏内には4・5差。ゲーム差が広がらなかったことが唯一の救いだ。「最後の最後まで戦っていくしかない」。指揮官は力強く言い放ち、会見を終えた。

 ▼広島・福井(6回2失点で8敗目)悔しいっす。勝負にいって打たれたのは仕方ないが、もう少し余裕を持って投げればよかった。

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2011年9月14日のニュース