篠塚ジュニア、意地の決勝打!スタンドの父も笑顔

[ 2011年9月14日 06:00 ]

<駒大・青学大>青学大・篠塚(左)は観戦した父・ 和典氏と笑顔で握手

東都大学野球第2週第1日 青学大3-2駒大 

(9月13日 神宮)
 1回戦2試合が行われ、第1試合の青学大は元巨人の篠塚和典氏(54)の長男・宜政(よしまさ)内野手(4年)が、2―2の延長10回に決勝中前打を放ち、駒大に3―2で先勝した。第2試合は08年秋以来6季ぶりに1部に昇格した日大が中大に競り勝ち、3戦目にして復帰初勝利を挙げた。

 青学大は2―2の延長10回1死満塁から3番の篠塚が決勝中前打を放ち、今季初戦を飾った。「打ったのは外角の直球です。決めてやろうと思ってました」。今春の沖縄キャンプで右肩を痛め、リーグ戦は開幕の駒大戦を欠場。今も右肩は「7~8割の状態」というが、土壇場で4年生の意地を見せた。「優勝するためには開幕カードを取ることが絶対条件」と14日の2回戦で連勝を狙う。スタンドで観戦した父・和典氏は「まだ優勝してないし、いい出だしでよかった」と息子の活躍に目を細めていた。

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2011年9月14日のニュース