WBC運営会社から日本側に参加条件の「再提案あった」

[ 2011年9月12日 06:00 ]

 13年に行われる第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の参加条件の改善を求め、米ニューヨーク市内で大会運営会社のWBCIと交渉した国際関係委員会の島田利正委員長(日本ハム球団代表)が11日、成田着の航空機で帰国した。

 日本側は代表チームに対するスポンサーとグッズ収入の権利譲渡を要求。島田委員長は「主張は変わらないし、満足いく答えは出ていない」とした上で「前向きな話はあった。全部がNOではない。再提案があった」と発言。要求の一部が認められたり、分配率が上がるなど収益増が見込める進展があったもようだ。13日に国際関係委員会を開き、選手会とともに協議する。WBCIが指定した大会参加の回答期限(9月30日)について島田委員長は「厳しいと答えた」とし、10月7日に開かれる臨時オーナー会議でも今後の対応を協議していく。

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2011年9月12日のニュース