ピンチ救った“守役”稼頭央に第6回ジョージア魂賞

[ 2011年9月8日 06:00 ]

記念写真に納まる(左から)仙台コカ・コーラボトリング岡部取締役営業本部長、松井稼、二宮清純氏

 チームの勝利に貢献した素晴らしいプレーに贈られる「第6回ジョージア魂賞」の表彰式が7日、Kスタ宮城で行われた。受賞した楽天・松井稼頭央内野手(35)に、選考委員の二宮清純氏から記念の盾が手渡され、仙台コカ・コーラボトリングの岡部利一・営業本部長から副賞として、ジョージア製品1年分(12ケース)と賞金30万円が贈られた。

 7月1日のロッテ戦(Kスタ宮城)で田中の7安打完封勝利を援護した華麗な守備が受賞の対象となった。8回2死三塁のピンチで、井口の中堅へ抜けようかというゴロを好捕すると体を素早く反転させて一塁へ送球。9回1死からの里崎の同じような当たりを、同様にさばいてスタンドを沸かせた。マウンドの田中も思わず帽子を取って、笑顔で頭を下げて感謝するほどの華麗なプレーだった。

 栗山英樹選考委員は「日本球界に復帰し、久しぶりのショートだが、そのブランクを感じさせない見事な守備。これぞプロと言いたくなるようなプレーでチームの勝利に貢献している」と高く評価した。

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2011年9月8日のニュース