稼頭央 9年ぶり月間MVP 35安打はリーグトップ

[ 2011年9月7日 06:00 ]

 セ、パ両リーグは6日、8月の月間最優秀選手(月間MVP)を発表し、セは巨人の久保裕也投手(31)と広島の栗原健太内野手(29)、パはソフトバンクの大場翔太投手(26)と楽天の松井稼頭央内野手(35)が選ばれた。松井稼はリーグトップタイの35安打をマークして打率・333。西武時代の02年9月以来5度目の受賞となった。久保と大場は初、栗原は2度目の受賞。

 楽天・松井稼は西武時代の02年9月以来となる自身5度目の受賞。35安打16得点はリーグトップで、14打点はリーグ3位だった。8月にリーグ最多の14勝を挙げたチームをけん引する打撃を高く評価されて「チームがいい形で勝ってきている。チームの勢いに乗せられたかな。結果は別にして積極的にスイングすることを心がけている」と喜んだ。

 ▼巨人・久保 一度は獲りたいと思っていたので素直にうれしい。阿部さんがよくリードしてくれた。大事なところで使ってくれた監督に感謝したい。

 ▼広島・栗原 なかなか獲れる賞じゃない。うれしい。チームが勝つのが一番大事。4番である以上、自分が打つことでチームに勢いを与えていきたい。

 ▼ソフトバンク・大場 選ばれると思っていなかった。8月だけじゃなく、継続してやっていきたい。これからも一球一球を大事に投げていきたい。

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2011年9月7日のニュース