ラミ17号2ラン!内海14勝目 巨人が2位守る

[ 2011年9月6日 21:16 ]

3回、2ランを放ち祝福される巨人・ラミレス

 プロ野球、中日―巨人13回戦は6日、ナゴヤドームで行われ、巨人が5―3で勝ち、2位の座を守った。先発の内海は6回1失点で07年にマークした自己最多に並ぶ14勝目。中日の先発はネルソンは9連敗で13敗目。中日は阪神と入れ替わり4位に転落した。

 首位ヤクルトを追撃する両チームにとってはともに負けられない戦い。初回、巨人は2死から長野が中前打で出塁したが、盗塁に失敗し、3人で攻撃終了。その裏、中日は先頭の荒木に右前打で出塁、送りバントと4番のブランコの四球で2死一、二塁としたが、和田が中飛に倒れ、無得点に終わった。

 2回、巨人はラミレス、高橋由が連続三振に倒れたが、坂本が四球で出塁。続く阿部が中越えに適時二塁打を放ち、1点を先制した。その裏、中日は森野が四球で出塁したが、後続が3者連続三振に倒れた。

 3回、巨人は2死二塁からラミレスが左越えに17号2ラン。4番の一発でリードを3点に広げた。

 しかし、その裏、中日も反撃。荒木が左中間二塁打、1死後、平田が右翼線へ適時二塁打を放って1点を返した。

 4回、巨人は3者凡退。中日は2死から井端が右前打を放ったが、ネルソンが二ゴロに倒れて無得点。5回は両チームとも3者凡退。

 6回、中日は2死から森野、谷繁の連打で一、二塁としたが、井端が右飛に倒れて無得点。7回、巨人は2死から藤村が四球で出塁し、二盗に成功。続く古城が右越えに適時三塁打を放ち、リードを再び3点とした。

 その裏、中日は荒木が右前打、大島のニゴロが敵失を誘って一、二塁とし、平田の右前適時打で1点、さらに1死一、三塁からブランコの中犠飛で1点を返し、1点差に迫った。

 8回は両チームとも無得点。巨人は9回2死一、三塁から長野の一塁内野安打で貴重な追加点を奪い、その裏を守護神の久保が締めた。

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