初回に3発食らった 黒田「それ以上打たれるのは怖かった」

[ 2011年9月6日 08:30 ]

ナショナルズ戦に先発し、6回を8安打5失点で15敗目を喫したドジャース・黒田

ナ・リーグ ドジャース2―7ナショナルズ

(9月5日 ワシントン)
 ドジャースの黒田は5日、ワシントンでのナショナルズ戦に先発し、9三振を奪ったが、4本塁打されるなど、6回を8安打5失点で今季15敗目(11勝)を喫した。チームは2―7で敗れた。

 初回、先頭打者に本塁打されたときはまだ表情に余裕があった。だが1死一塁から2ラン、次打者にも一発を許すと、黒田の表情に余裕はなかった。1イニング3本塁打などメジャー自己ワーストの1試合4本塁打を浴びて15敗目を喫した。

 ブルペンから調子が悪く、球がばらついた。「もったいなかった。もうちょっと慎重にいければ」と悔やんだように、修正できないまま、初回だけで4失点。立ち上がり早々に、メジャー自己最多の12勝目は遠のいた。

 「初回にいきなり3本打たれて、それ以上、打たれるのは怖かった」と黒田。2回以降は低めへの意識を徹底したが、6回に4番モースにこの日、2本目のアーチを許した。36歳の右腕は「前回から投球フォームがしっくりしていない」と乱調の要因を挙げた。(共同)

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2011年9月6日のニュース