東浜 連投何の145キロ!29回連続無失点

[ 2011年9月6日 06:00 ]

<日大・亜大>9回2死三塁、代打・竹垣を三振にし雄叫びをあげる亜大・東浜

東都大学野球第1週第2日 亜大1-0日大

(9月5日 神宮)
 前日の1回戦でリーグ戦通算15完封のタイ記録を達成した亜大の3年生エース東浜巨(なお)が、日大戦の9回から救援登板して無失点に抑えた。連投の疲れも見せずに1点差を守りきって、今春からの自身連続無失点イニングを29回に伸ばした。駒大は東洋大を4―0で下して1勝1敗のタイとした。

 連投の東浜がまたゼロを並べた。1点先制した直後の9回から4番手で登板。先頭打者にいきなり中越え二塁打を浴びたが、1死三塁から柴原を捕邪飛に打ち取ると最後は代打・竹垣を145キロ直球で見逃し三振。1ボールからバットを1度も振らせない見逃し三振に「最後の2球は満足してる」と完封した前日の1回戦後にもなかった笑顔をみせた。

 2日連続登板は自身4度目だが「そろそろ優勝したいので。1、2イニングなら負担じゃない」。東浜が入学後は1度も縁がない優勝へフル回転を誓う。1回を無失点に抑えて連続無失点イニングは29回。通算完封数では肩を並べた東洋大・松沼雅之(元西武)が持つ56回2/3のリーグ記録はまだまだ先だが、今の東浜なら記録更新の可能性もゼロではない。

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2011年9月6日のニュース