警視庁野球部 初陣は惜敗 “ホシ”挙げられず

[ 2011年9月5日 06:00 ]

試合を終え、ベンチに引き揚げる警視庁野球部ナイン

11年度東京都クラブ野球秋季大会兼第4回関東連盟クラブ野球選手権東京都予選1回戦 警視庁野球部3―5全府中野球倶楽部

(9月4日 府中市民)
 警視庁野球部の公式戦初陣は惜敗に終わった。5点を追う8回に1死満塁から主将で4番の松永が右中間を破る2点適時打を放つなど3得点。同大会の前年王者を相手に善戦した。

 部は09年12月、警備部第4機動隊(立川市)内に発足。東日本大震災後、各機動隊は被災地支援のため現地に派遣。4機も8月16~23日にかけて宮城県で活動しており、十分な練習時間が確保できない中での初戦だった。松永主将は「最後まであきらめなかった。現時点での力は出し切った」と振り返り、中瀬洋監督は「終盤、格上相手に一矢を報いた。今後は練習試合を多く組み、場数を踏みたい」と気持ちを切り替えた。

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2011年9月5日のニュース