鹿実の野田がロングリリーフ!「持っている力出し切れた」

[ 2011年8月30日 19:09 ]

台湾戦の4回1死一、三塁のピンチに登板し、2者連続三振で切り抜けた野田

アジアAAA野球選手権第3日 日本3―1台湾

(8月30日 横浜)
 日本が2―1とリードして迎えた4回、先発の歳内(福島・聖光学院)が1死一、三塁とされ、次打者の1球目に大きなファウルを打たれると渡辺監督が動いた。

 右打者が続く場面で救援に送ったのは左の野田(鹿児島実)だった。同監督は「歳内は球威が落ちていた。野田は度胸があるのと、右打者の内角へ食い込む球がいい。台湾は内角が苦手なので有効じゃないかなと」と解説。野田は期待に応え、140キロ台の直球を主体に2連続三振で切り抜けると、9回途中まで踏ん張った。野田は「ああいう場面は昔から好きで、自分の見せ所はここしかないと思っていた。持っている力を全て出し切れた」と笑顔を見せた。

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2011年8月30日のニュース