初大旗ならずも…応援席から「よくやった」の声

[ 2011年8月21日 06:00 ]

決勝で日大三に敗れ、アルプススタンドで涙ぐむ光星学院野球部マネジャーの斗沢優希さん

第93回全国高校野球選手権大会決勝 光星学院0―11日大三

(8月20日 甲子園)
 光星学院の一塁側アルプススタンドは生徒をはじめ、みちのく初大旗を期待するファンで埋まった。

 控え捕手の荒屋敷の父で八戸市内の建設会社に勤務する司穂さん(56)は、震災後は休みなく住宅の復旧工事に従事している。優勝は逃したものの「東北に優勝旗は持ち帰れなかったが、ここまで来られたことは被災地の励みになる」と満足そうに話した。

 また、駆け付けた青森県の三村申吾知事(55)も「よくやった。頑張ろうという気持ちを見せてくれた」と感無量の様子だった。

続きを表示

この記事のフォト

2011年8月21日のニュース