建山、好救援2勝目!後半戦18回で自責は1

[ 2011年8月21日 06:00 ]

<Wソックス・レンジャーズ>2勝目を挙げた建山

ア・リーグ レンジャーズ7-4ホワイトソックス

(8月19日 シカゴ)
 レンジャーズの建山が19日、好救援で2勝目を手にした。5回に同点とされ、なお1死一、二塁で登板。4番クエンティンの打球を中堅ハミルトンが好捕すると、5番ラミレスを捕邪飛でピンチを脱し、7回まで投げきった。

 クエンティンの好捕を「大きなプレーだった」と感謝したが、2回2/3で走者は四球の1人だけ。打線が6回に勝ち越し、文句なしの勝利投手だった。

 これで球宴以降は計18回で自責は1。防御率は0・50だ。「緩急をつける本来の投球を取り戻せている」。この日も速球は最速90マイル(約145キロ)と61マイル(約98キロ)のスローカーブで40キロ以上の緩急を生んだ。被打率も後半戦・107と抜群の安定感を誇っている。

 5月のメジャー昇格後もマイナー降格がちらついたが、もはやレ軍に欠かせない存在だ。8月の平均最高気温35度の本拠地アーリントン。先発陣は8月防御率4・20と落ち込み、1試合平均投球回は5回2/3だが、建山が試合終盤へのつなぎ役を果たして首位快走を支える。アンディ・ホーキンス・ブルペンコーチは「建山はどんな時でも何をすべきか分かっている」と絶賛した。

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2011年8月21日のニュース