イチロー2死からバントで話し合い 「ベストの選択と思わない」

[ 2011年8月17日 14:49 ]

ブルージェイズ戦の1回、三邪飛に倒れるマリナーズのイチロー

マリナーズ7―13ブルージェイズ

 マリナーズのイチロー外野手は16日、シアトルでのブルージェイズ戦に「1番・右翼」で出場し、5打数無安打だった。内容は三邪飛、二ゴロ、二ゴロ、投ゴロ、二ゴロで打率は2割6分5厘。チームは7―13で敗れた。

 イチローの「奇襲バント」は失敗に終わった。マリナーズが3点を追った5回2死一、二塁。2ボールから仕掛けたが、投手の正面へ。このプレーを、ウェッジ監督は「ベストの選択とは思わない」と直接イチローに伝えたことを明かした。

 指揮官は「三塁手が後ろに下がっていたし、つないでいきたいと考えたのだろう。彼ほどの打者なら、打ちにいってほしい。彼は私の言うことを分かってくれたし、いい話し合いができたと思う」と丁寧に説明した。

 ほかの4打席でもバットの芯で捉えた打球はなく、これでイチローは2試合連続無安打となった。(共同)

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2011年8月17日のニュース