「最後に甘く入ってきた」松井 変化球捉えてタイムリー

[ 2011年8月17日 14:21 ]

オリオールズ戦の7回、手渡されたメモを読むアスレチックス・松井

アスレチックス8―4オリオールズ

 アスレチックスの松井秀喜外野手は16日、オークランドでのオリオールズ戦に「3番・指名打者」で出場し、7回の好機に一塁強襲の適時打を放つなど4打数1安打1打点だった。内容は三邪飛、捕邪飛、左飛、一塁強襲安打(打点1)で打率2割6分3厘。チームは8―4で勝った。

 オリオールズを突き放す7回の3得点に松井が加わった。2点を奪ってなお2死二塁で一塁手のミットをはじく適時打。救援左腕が3球続けて投げた変化球が「最後に甘く入ってきた」と鋭いスイングで捉えた。

 1、3回は第1ストライクを積極的に打って出たが邪飛。ここ5試合で3安打の数字が示すように、失投を仕留める確率は「前よりは落ちているかもしれない」と感じているが「全然焦っていない」と日々調整の姿勢に変わりはない。

 チームが連敗を4で止めたこの日で60打点。残り40試合でどこまで数字を積み重ねられるだろうか。(共同)

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