背番号1の働き見せた秋田「走者を出してからの粘りが持ち味」

[ 2011年8月17日 12:25 ]

1失点完投で準決勝進出を決め、ガッツポーズする光星学院・秋田

第93回全国高校野球選手権大会準々決勝 光星学院2―1東洋大姫路

(8月17日 甲子園)
 今大会初先発の光星学院の秋田が、プロ注目の右腕・東洋大姫路の原との投手戦を制してチームを4強に導いた。

 5回までに7安打を許しながら何度もピンチを切り抜けた。1回無死一、二塁はバントを自ら素早く処理して併殺に。2回1死二、三塁はスクイズを察知して外角に外し、捕飛に仕留めて再び併殺をとった。「走者を出してからの粘りが自分の持ち味」という右腕は、相手のスライダー狙いに気付くと直球主体の組み立てに変更し、6回以降は1安打に抑えた。

 「正直、苦しかった」と振り返った背番号1。「さらに上を目指したい」と歴代チームが果たせなかった決勝進出を見据えた。

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2011年8月17日のニュース