貧打で5位転落…落合監督も苦言「勇気を持って」

[ 2011年8月17日 06:00 ]

<中・巨>ベンチの落合監督

セ・リーグ 中日2-3巨人

(8月16日 ナゴヤD)
 今の中日打線の状態を象徴する幕切れだった。9回2死一、二塁、一打同点の場面で大島が久保の内角の変化球に手を出し、中途半端なスイングで三振。3点差から1点差まで追い上げたものの反撃及ばず、連敗で5位転落となった。

 「勇気を持ってバットを振り切るってことをしないと、現状は打開できないよな」

 試合後の会見でそう振り返った落合監督。口調は穏やかながら、珍しく打線に苦言を呈した。この試合では和田を25試合ぶりに4番に復帰させ、“代役”を務めていた森野を3番に戻した。しかし、その和田が初回2死二塁の先制機でハーフスイングの空振り三振。打てないだけでなく、迷いが見られるのが心配だ。

 指揮官のテコ入れ策も実らずにホームで敗戦。貧打は相当深刻だ。

 ▼中日・小池(7回1死二、三塁から代打で右前適時打)みんなでつないでくれたチャンスだったんで、初球から思い切りいった。

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2011年8月17日のニュース