T―岡田3三振…岡田監督「わからんねんもん」

[ 2011年8月17日 06:00 ]

<ソ・オ>9回2死一、二塁、Tー岡田が空振り三振に倒れ試合終了

パ・リーグ オリックス3-4ソフトバンク

(8月16日 ヤフーD)
 オリックスが1点を追う9回2死一、二塁だった。すべてを託されたラストチャンスでもT―岡田が3球三振に倒れた。1点差での惜敗に岡田監督はあきれた表情で4番を叱責(しっせき)した。

 「バットに当たらへんねんもん。もうオレに聞く必要ないやろ。わからん。わからんねんもん」

 拙攻が敗因に直結した。得点圏に走者を置いたすべての場面で3三振。しかも全て完全なボール球に手を出し、バットは空を切った。14日の西武戦(京セラドーム)では猛打賞を記録。しかし好不調の波は激しくこの夜は精彩を欠いた。

 大きな期待を背負いながらも主砲が沈黙してチームも連勝に失敗。借金返済を狙った猛牛が8カードぶりに初戦を落とした。「楽勝に勝てた試合よ。そういう試合を落としてしまうんやから、上にはいけん!」。3位死守を狙う岡田オリックスの命運は、やはり背番号55が握っている。

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2011年8月17日のニュース